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学生の詐欺被害防げ
岡本氏
第4分科会で岡本三成氏は、学生の詐欺被害対策を訴えた。岡本氏は、学生らが「株式投資に勝てる」などと虚偽の説明を受け、投資情報入りという高額なUSBメモリーを借金して購入させられるトラブルが急増していると指摘。取り締まりの強化とともに「徹底的に注意喚起を」と求めた。
鰐淵洋子文部科学大臣政務官(公明党)は「各大学に、ガイダンスやパンフレットを通じて注意喚起するよう働き掛ける」と答えた。
一方、岡本氏は、若手研究者支援などに向けて政府が創設をめざす10兆円規模の大学ファンド(基金)に関して、研究資金の確保という目標達成のため、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用手法を参考とするよう提案した。