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2021年2月26日

コラム「北斗七星」

私事で恐縮だが50年前のきょう、両親は小学生の兄と学齢前の北斗子を連れ、東京南部の下町から東北地方のまちへ引っ越した。特急ひばりから降り立った寒い駅前に粉雪が舞っていた◆時は高度成長に陰りが見え始めたころ。東京を流れる川はどす黒く泡立ち、住宅と混在する工場の煙突から、もくもくと煙が吹き出していた。前年に最多の交通事故死者数を記録し増え続ける自動車の排ガス公害も深刻だった◆ぜんそく性気管支炎と診断された病弱なわが子を、東京で育て続けてよいのか――。両親は悩み、父は勤め先の、東北地方にある子会社への転勤募集に応じた。北斗子の成人後、母は「あのまま東京にいたら、お前は川崎ぜんそくの認定を受けていたかもしれない」と◆そんな日本の環境問題に結党以来、全力で取り組んでいるのが公明党だ。国会議員がヘドロの海に潜り、し尿廃棄船の船倉に都議が入った。公害病の被害者にも寄り添った。野党・公明党の強い使命感と行動に応える形で50年前の1月、環境庁(現・環境省)が発足。企業ばかりでなく国民を守る環境行政へ、国が重い重い腰を動かし始めた◆半世紀を経て今、官民共に環境対策をうたわぬ者はいない。東京の川や空気も、かなりきれいになった。公明党がなければ、どうだったろうか。(唄)

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