ニュース
新たな魅力を若い力で
稲津氏が大学生と意見交換
北海道岩見沢市
展示されているねぶたを前に大学生と意見を交わす稲津氏(中央左)ら=21日 北海道岩見沢市
公明党の稲津久衆院議員は21日、北海道岩見沢市を訪れ、北海道教育大学岩見沢校の学生らでつくる「岩見沢ねぶたプロジェクト」(藤本悠平代表)のメンバーと懇談。地域の新たな魅力づくりについて意見交換した。地元市議が同席した。
同プロジェクトは、東北地方出身の学生を中心に2018年に発足。「青森ねぶた祭」で有名なねぶたを、市内の小中学生などと協力して制作することを主な活動としている。その成果を毎年、JR岩見沢駅構内に展示しているほか、今年8月には約20年ぶりに市内をねぶたが練り歩くイベントも予定。地域に根差した交流活動を展開している。
藤本代表は、これまでの活動に累計で2000人以上の市民が関わったことなどを紹介。その上で「ねぶたを活用して地元の人と一緒に新たな魅力を発信していきたい」と話した。稲津氏は、「若い皆さんの情熱あふれる活動は、必ず地域の活性化につながる。今後も応援していく」と語った。