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社会的孤立 防止へ国・地方連携
党対策本部設置で強調
竹内氏
記者会見で見解を述べる竹内政調会長=17日 衆院第2議員会館
公明党の竹内譲政務調査会長は17日、衆院第2議員会館で記者会見し、社会的孤立の防止に向けて16日に党として対策本部を設置したことに関して、党の国と地方のネットワークを生かしながら「現場の意見や実態をよく調査し、さまざまな提言を行っていきたい」と力説した。
竹内氏は社会的孤立について「近年、非常に大きな課題になっており、そこにコロナ禍が重なって問題の大きさが再認識された」と強調。DV(配偶者などからの暴力)や、ひとり親、就職氷河期、生活困窮、自殺を巡る問題にもつながっていると指摘した。その上で、これらの課題に公明党は「常々向き合っている」と述べ、総合的な対策を検討していく考えを示した。