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困窮者の生活守れ
衆参議運委で質疑
佐藤(英)、高橋氏
質問する佐藤(英)氏=12日 衆院議運委 高橋氏=12日 参院議運委
衆参両院の議院運営委員会は12日、新型コロナウイルス対策の改正特別措置法で、新たに「まん延防止等重点措置」が設けられることについて、西村康稔経済再生担当相から事前報告を聴取し、質疑を行った。公明党から衆院議運委で佐藤英道、参院議運委で高橋光男両氏が質問に立った。
佐藤氏は、緊急事態宣言の延長で「生活困窮者や、ひとり親世帯などへの影響が大きくなっている。コロナ禍を完全に脱するまで政府は徹して国民生活を下支えしていくべきだ」と力説した。西村担当相は「国民生活や雇用を支えるため、2・7兆円の予備費の活用も含め、必要な対策を機動的に講じていく」述べた。
高橋氏は、新型コロナウイルスのワクチン接種について、「特にアレルギー疾患のある方は、しっかり問診を行った上で接種の判断がなされるべきだ。また、集団・個別接種でも同レベルの質を担保することが不可欠」と力説。西村担当相は、「十分な問診を行った上で接種の可否を医師などが判断していく」と語った。