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2018年11月3日

コラム「北斗七星」

秋晴れの休日、地元にある沼の土手で風に吹かれるヤナギを見ながら<気に入らぬ風もあろうに柳かな>の句を思い出した。作家の吉行淳之介さんが一番好きな句、と妹の和子さんが語っていた(『ひとり語り』)◆どんな風にもなびき、やめば元に戻る。柔軟さと強さを持つ木。そしてこの「風になびく」で浮かぶのが昭和を代表する映画『男はつらいよ』の主人公・寅さんの次のセリフ(第47作)◆<そう、俺はね/風にはこう/逆らわないように/してるんだよ。/風に当たると/疲れちゃうから。>(『人生に、寅さんを。「男はつらいよ」名言集2』キネマ旬報社)◆第1作公開後26年間続き全部で48作品を数えた「男はつらいよ」。1996年に寅さん役の渥美清さんが死去し97年の特別篇が最後となっていた。そのシリーズの新作を来年公開するという◆松竹の発表をニュースで知り驚いた。どんな寅さんが帰ってくるのか今から楽しみだ。当時、寅さんの生き方にあこがれ、セリフを口ずさんだり覚えたりした方も多かろう◆そこで名言の続き。<俺は、/暇だったらな/くさる程/持ってんだから/もってないのは/金だけだい。><月にむら雲、/花に風、/一寸先の己れが運命/わからないところに/人生の哀しさがあります。>。後は同著で。(六)

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