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円滑実施へ総力挙げる
東京、党対策本部が初会合
初会合を開いた党東京都本部のワクチン接種対策本部=8日 党本部
公明党東京都本部の新型コロナウイルスワクチン接種対策本部(本部長=塩田博昭参院議員)は8日夜、東京都新宿区の党本部で初会合を開き、接種事業の円滑な実施へ、総力を挙げる方針を確認した。高木陽介党都本部代表、高木美智代同代表代行(ともに衆院議員)、塩田本部長ら同対策本部のメンバーが出席。オンラインで党都本部所属の地方議員らが参加した。
冒頭、塩田本部長は「接種体制を確立し成功させることが、コロナ収束のカギだ。実際に実務を担う現場の声を聞きながら、準備を進めたい」と力説した。
高木都代表代行は、集団接種を想定した川崎市での模擬訓練の結果などを報告し、「医師や看護師の確保は医師会の協力が欠かせない。どこまでも地域の実情に応じて接種体制を整えたい」と強調。診療所での個別接種を中心とする計画をまとめた「練馬区モデル」について、鈴木孝練馬区議は「高齢者から、いつも通っている診療所で接種できるのは安心だとの声を聞く。周知や相談体制の構築に努める」と述べた。
質疑応答の後、高木都代表は「公明党が成功させるとの強い自覚を持って取り組もう」と訴えた。