ニュース
復興拠点の整備に全力
福島・双葉町長と意見交換
浜田副大臣
中野地区復興産業拠点の工事現場で伊澤町長(左端)と意見を交わす浜田副大臣(右隣)=1日 福島・双葉町
浜田昌良復興副大臣(公明党)は1日、東京電力福島第1原発事故の影響で、町域の96%が帰還困難区域に指定されている福島県双葉町を訪れ、伊澤史朗町長と意見を交わした。
浜田副大臣は、町が産業再生の場として整備している「中野地区復興産業拠点」の工事現場を高台から視察。伊澤町長は、同拠点への企業誘致を通じて町の交流人口を増やし、飲食、物販、宿泊、物流などの民間投資を促すと説明した。
また、伊澤町長は、国の責任で整備される「特定復興再生拠点」(復興拠点)に関して、交通の便を考慮してJR双葉駅を中心に据える意向を示し、手厚い支援を求めた。浜田副大臣は「関係省庁と連携し、全力で取り組む」と応じた。