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2021年2月6日

ワクチン 救急隊員へ優先接種を

「基礎疾患のある人」明確に 
都議会公明党が小池知事宛に要望

梶原副知事(右から3人目)に要望する都議会公明党=5日 都庁

東京都議会公明党(東村くにひろ幹事長)は5日、今月から始まる見通しである新型コロナウイルスのワクチン接種に関して、都庁内で小池百合子知事宛てに緊急要望した。

厚生労働省が示す方針によれば、ワクチン接種は㈰医療従事者㈪高齢者㈫基礎疾患がある人や高齢者施設の従事者㈬その他——の優先順位で段階的に進めていく。このうち、医療従事者への接種は都道府県が実施し、それ以外は区市町村が医療機関と連携しながら実施する。

東村幹事長らは席上、都がワクチン接種を行う医療従事者の対象に「コロナ患者の搬送に携わる東京消防庁の救急隊員や、民間救急車の隊員を含めるべきだ」と主張した。

さらに、区市町村がワクチン接種を実施する「基礎疾患のある人」について、疾患があるかどうかを証明するものがないことを指摘。その上で、区市町村が接種の判断に困らないよう、都として対応の仕組みを提示するなどの対策を求めた。

応対した梶原洋副知事は、「各項目について、しっかりと対応していく」と述べた。

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