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もっと知って子宮頸がん
ワクチン情報を個別に通知
山形・米沢市
市健康課を訪れ、子宮頸がんワクチンの個別通知の効果について聞く山田市議(右)
山形県米沢市は、小学6年生から高校1年生の女子児童・生徒を対象に子宮頸がんワクチンの定期接種に関する情報を個別通知している。推進してきた公明党の山田富佐子市議は、担当する市健康課を訪れ、意見交換した。
山田市議が市に対し、同ワクチンの情報提供を要望したことをきっかけに昨年8月下旬、370人に案内文と厚生労働省が作成したリーフレットを郵送している。
席上、市の担当者は「個別通知により、児童・生徒が家族や友人と子宮頸がんの予防について話し合う機会ができた」と述べた。
山田市議は「子どもたちが、自分の体を大切に思い、健康を守っていく機会とワクチンの効果について、正しい情報の周知拡充を」として、個別通知の継続を要望。
これに対し市は、2021年度は早い時期に通知を出す考えを示した。