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2018年11月1日

コラム「北斗七星」

「近代彫刻の父」と言われるオーギュスト・ロダンがもし、わが国先史時代の土偶や装身具などを前にしたら、どんな感慨を持つだろうか。パリで現在、日仏友好160年を記念する、ジャポニスム2018「縄文―日本における美の誕生」展(12月8日まで)が開催されている◆この展示は国宝6件、重要文化財多数を含む67件で構成。中には、山形県五郎前遺跡から出土した縄文晩期の結髪土偶や、福井県桑野遺跡から出土した石製耳飾りなど、今回初めて海を渡った貴重な作品も。当時の環日本地域における交流を解明する上でも学術的な評価は高い◆興味深いのは道具の機能を効果的に生かす「カタチ」が発展過程で彼らのアイデンティティー(独自性)となり、日本人の根源的な美意識の発現にも寄与したと見られることだ◆きょう1日から、「文化財保護強調週間」が始まった。文化庁は縄文土偶をはじめ絵画や彫刻といった芸術的価値の高い1万件余りを重要文化財に指定。今年の通常国会では公明党が主張した地域振興などに向け文化財の総合的保存・活用を促す改正文化財保護法が成立した◆ロダンの故国、仏文化相など歴任したジャック・ラング氏は「日本は古来の文化が生きる先進国」(『公明』11月号)と。文化財への理解と関心を深める好機としたい。(照)

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