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命守る防災 公明が担う
復旧加速へ「補正」の成立急ぐ
広島県本部大会で山口代表、斉藤幹事長
公明党の山口那津男代表は27日午前、広島市で開かれた党広島県本部大会に斉藤鉄夫幹事長と共に出席し、あいさつした。
山口代表は、災害復旧や学校の安全対策などを盛り込んだ今年度補正予算案について、早期に成立させ、広島や岡山で甚大な被害が出た西日本豪雨や北海道胆振東部地震などの復旧を進めていくと強調。学校のエアコン設置については、夏の熱中症対策が全国的な課題であることから、「地域によって進捗度が異なるようであってはならないという決意で取り組み、全国の公立小中学校の普通教室全てに設置できる予算を盛り込んだ」と訴えた。
今後の防災・減災対策の取り組みに関しては、大規模災害が相次いでいることを踏まえ、「被害をどれだけ小さくできるか。また被害から早く立ち直って復旧・復興ができるかという政治の役割は重い。その役割を公明党のネットワークが担っていく」と語った。
一方、来年10月の消費税率10%への引き上げに関して、酒類と外食を除く飲食料品に適用する軽減税率を円滑に実施すると強調。加えて、需要の変動を抑える対策を検討する中で、「所得の低い人への支援をしっかり考えていく」と述べた。
斉藤幹事長は、来年の統一地方選、参院選の勝利に向けた取り組みについて、「団結の党、立党精神みなぎる党の構築を」と呼び掛け、各地域での一層の党勢拡大を訴えた。
大会では、田川寿一県代表、栗原俊二県幹事長(ともに県議)が選出された。