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核兵器のない世界めざす
平和祈念し市民と行進
長崎市で、かわの氏
核廃絶を訴える市民大行進に参加する、かわの氏(右から2人目)ら=27日 長崎市
核兵器のない世界の実現をめざして――。公明党の、かわの義博参院議員(参院選予定候補=比例区)は27日、長崎市で開催された「原爆犠牲者慰霊・世界平和祈念市民大行進」(世界平和祈念行事実行委員会主催)に、地元議員と共に参加した。
約3000人の市民らが参加した同行進は、今年で47回目(水害などで途中4回中止)。1972年、当時、長崎市議だった元公明党衆院議員の故・宮崎角治氏の提案で開始された。毎年、国連軍縮週間(10月24~30日)に合わせて実施されている。
同市松山町の平和公園で行われた出発式で、田上富久市長は「核兵器のない世界が一日も早く来るよう、思いを一つにして歩こう」とあいさつ。参加者は2コースに分かれて、集会が行われる原爆落下中心地まで約1.5キロを行進した。
かわの氏は「被爆地から、核廃絶と世界平和を訴え続けていく」と語った。