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農業の豪雪被害を調査
ハウス倒壊など窮状聴く
秋田・湯沢市で横山氏
豪雪による農業被害状況を確認する横山氏(左から2人目)ら=24日 秋田・湯沢市
公明党の横山信一参院議員は24日、記録的豪雪に見舞われている秋田県湯沢市で農業被害を調査した。高橋肇・湯沢市議と熊谷一夫・仙北市議が同行した。
市農林課によると、20日時点で127棟の農業施設が損壊し、調査中の施設を含めると被害予想額は6億2785万円に上る。
一行は、豪雪で水稲育苗用パイプハウスが倒壊した農業生産法人「雄勝グリーンサービス」を訪問。同社の今一代表取締役は「21棟のハウスのうち19棟が雪で倒壊した。これからも大雪が続けば、被害が膨れ上がる恐れがある」と窮状を訴えた。
このほか、横山氏らは、サクランボ農家から果樹の枝折れなどの被害状況を聴き取った。
横山氏は「今後の降雪に注視しながら、今できる対応を急ぎたい」と語った。