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小倉北・南区が危機
北九州市議選 31日(日)投票
限界突破の拡大を
13議席断じて守り抜く
北九州市議選は31日(日)の投票日まで残り6日。「夏の東京都議選や次期衆院選勝利の突破口を開く戦い」(山口那津男・公明党代表)であり、断じて負けられない。各陣営とも、新型コロナの影響で従来の戦いがまったく通用せず、死に物狂いのし烈な攻防戦が展開されている。期日前投票は前回選挙と比べ、初日で小倉北区が約2倍、小倉南区が約3倍になるなど各区で軒並み倍増。前代未聞、先の見通しが立たない中、公明の現職13候補は、選挙戦の中で猛烈に巻き返しているが、いまだ浮上しきれず重大局面に。逆転勝利には「まだ、ないか!」と人脈を探し出し、最後の一瞬まで票を上積みする限界突破の猛反撃が急務だ。
小倉北区(定数11)
きばた ひろのぶ候補
まつおか裕一郎候補
ふじかわ厚子候補
小倉北区(定数11) は自民3(現)、立憲現、共産2(現1、元1)、無所属現が大きく先行。残る4を公明のきばた ひろのぶ、まつおか裕一郎、ふじかわ厚子の3候補と、自民現、無所属新の5人が生き残りをかけて争う。公明は激しい切り崩しに遭い、このままでは誰かが圏外に。分厚い壁を打ち破るには、爆発的な票拡大しかない。
小倉南区(定数12)
きのした幸子候補
渡辺しゅういち候補
かねこ秀一候補
小倉南区(定数12)は自民4(現)、立憲現、共産2(現1、新1)が圏内入り。残る5に公明のきのした幸子、渡辺しゅういち、かねこ秀一の3候補と、自民現、立憲新、無所属新の6人が競り合う。公明は当落線上を抜け出せず、誰かがはじき出される。一票をもぎ取る執念の反転攻勢と渡辺しゅういち候補のフルネーム徹底が欠かせない。
6人で争う若松区(定数5)は、本田ただひろ候補が同姓有力新人らと僅差で競合。本田ただひろ候補のフルネーム浸透を。
戸畑区(定数4)はおかもと義之候補ら5人が出馬。勝ち抜くには無党派層に食い込む猛攻が不可欠だ。
八幡東区(定数4)は、なりしげ正丈候補を含む実力伯仲の5人がしのぎを削る。激戦突破は、より一層の票拡大にかかっている。
門司区(定数6)には11人が出馬。わたなべ徹候補は、劣勢をハネ返す攻めの票拡大が勝利のカギとなる。