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2018年10月26日

コラム「北斗七星」

力強いメッセージだった。「フランスは我々の祖国であるが、欧州は我々の未来である」。仏大統領職を2期14年務めたミッテラン氏は、1期目に国の針路を示し、欧州統合に政治生命を燃焼した◆ドイツのコール元首相という味方を得て、欧州連合(EU)創設を定めた条約の発効にこぎつける。きょう26日は彼の誕生日だが、長い陣痛の末に産声を上げたEUの生みの親の一人と言ってもよかろう◆「政治が、大自然の知恵や人々の日々の営みを忘れ去った時、それはもう1本の切り花にすぎない。切り花はすぐに枯れる」(『偉人の誕生日366名言集』 日本地域社会研究所)。氏の至言にたがわず、生活保護費や年金制度を充実させ、労働時間の短縮などを進めた内政面の手腕も評価が高い◆EUをはじめ世界の政治は今、ポピュリズム(大衆迎合)から宣戦布告を受けている。社会の分断や亀裂を修復する即効薬は見当たらない。それだけに、為政者は切り花の戒めを嚙みしめたい◆国会は、来週から各党の代表質問が始まる。行政機関の監視機能を果たし、当面の政策課題の解決策も探らねばならない。一方で、日本には人口減少や超高齢社会が待ち受ける。人々に安心を与える青写真をどう描くべきか。我々の未来を展望した本格的な論戦を望む。(明)

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