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教訓の継承 共に誓う
追悼行事で公明議員ら献花
阪神・淡路大震災から26年
「ひょうご安全の日のつどい」で犠牲者を悼み献花する党県本部の松田代表代行=17日 神戸市
6434人が亡くなった阪神・淡路大震災は17日、発生から26年を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大で兵庫県にも緊急事態宣言が出される中、被災した神戸市などで例年より規模を縮小して追悼行事を実施。神戸市中央区の「人と防災未来センター」慰霊のモニュメント前では、犠牲者を追悼し、教訓の継承を誓う「ひょうご安全の日のつどい」が開かれた。
これには、公明党から松田一成兵庫県本部代表代行(県議)ら党県議団が出席し黙とう、献花した。なお、例年参加している党国会議員らは、主催する「ひょうご安全の日推進県民会議」から、緊急事態宣言に伴い案内の取りやめがあり、参加を自粛した。
一方、神戸市中央区の公園「東遊園地」では、追悼の集いをNPO法人などが開催し、午後5時までに約2万人が訪れた。かつて復興の原動力となった合言葉「がんばろう神戸」にちなみ、心を一つにしてコロナ禍を乗り越えようという思いを込め、「がんばろう 1.17」の形に並べた竹と紙の灯籠に火がともされた。