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若手研究者の支援手厚く
科学技術計画巡り要請
党委員会など
井上担当相(右から2人目)に決議を申し入れる党委員会など=14日 内閣府
公明党科学技術委員会(委員長=浜村進衆院議員)などは14日、内閣府で井上信治科学技術担当相に対し、来年度から5カ年の第6期科学技術・イノベーション基本計画策定へ、若手研究者の支援や大学におけるポストの充実などを求める決議を申し入れた。井上担当相は「考えは一致している」と応じた。浜村委員長、伊佐進一衆院議員、新妻秀規参院議員が出席した。
浜村委員長らは、財政基盤の弱い大学の研究を支えるため、政府が主導してファンド(基金)を創設することに触れ、政府投資を呼び水とした民間投資を誘発する必要性を強調した。
さらに、国際研究ネットワークを通じた共同研究の促進や、2025年大阪・関西万博における日本の科学技術力の発信などを訴えた。