萩生田文科相（左から4人目）に要望する音楽関係団体と浮島氏（左隣）ら＝13日　文科省

公明党の石井啓一幹事長は13日、衆院第1議員会館で、全国知事会新型コロナウイルス緊急対策本部の黒岩祐治副本部長（神奈川県知事）から、緊急事態宣言に関する提言を受けた。

席上、黒岩副本部長は、コロナ対策の特別措置法の改正について、事業者への休業・営業時間短縮要請に対する「順守義務や、違反した場合の罰則・営業停止処分、協力金などの支援について明記してもらいたい」と要望。また、感染症の治療に当たる医療従事者などに対する差別防止の規定も要請した。

このほか、保健所による感染者への入院勧告の順守義務や、拒否した場合の罰則などについて、感染症法の改正などで規定するよう求めた。

石井幹事長は「法改正に向けて、迅速に取り組む」と応じた。