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速やかな成立、執行期す
GoTo停止「妥当、適切な判断」
記者会見で山口代表
公明党の山口那津男代表は15日午前、衆院第2議員会館で記者会見し、同日に政府が閣議決定した今年度第3次補正予算案や、観光需要喚起策「Go To トラベル」の全国一斉停止について、大要、次のような見解を述べた。
【3次補正予算案】
一、新型コロナウイルスの感染状況に対応する重要な内容が含まれている。この予算が有効に機能するよう来年1月召集予定の通常国会の冒頭で早期に成立させ、速やかに執行したい。
【Go To トラベル停止】
一、感染が抑制されず、新規感染者数は高止まりし、重症者の増加で医療体制が逼迫しつつある。こうした現実を見て、年末年始の利用を全国一斉に停止すると判断したのは妥当だ。自治体の要請に基づく新たな対応の効果を見極める前に対策を打ったのも適切だ。
一、年末から全国一斉に停止するのは分かりやすい明確なメッセージになっている。国民によく伝わるよう周知徹底を図り、混乱がないようにしてもらいたい。年末年始という絶好の稼ぎ時に損失を被る事業者への補償もしっかり丁寧に行ってほしい。