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公共交通の安全を確保
事業者の声聴く
奈良で熊野氏
牧社長(左から2人目)らから話を聞く熊野氏(同4人目)ら=28日 奈良市
公明党の熊野正士参院議員は28日、奈良市で、明光バス株式会社(牧洋史代表取締役社長)が所有するバスの抗ウイルス・抗菌加工作業を視察するとともに関係者から要望を聞いた。県議、市議が同行した。
一行は、抗菌剤メーカーなどでつくる「抗菌製品技術協議会」(SIAA)から認証され、ウイルスの減少に効果があるとされる液剤を施工会社「清華堂」がバスの車両内に噴霧する作業を見学した後、意見交換。この中で牧社長は、施工費用への補助が自治体によって差があるとし、「より効果的に抗ウイルス・抗菌加工を施し、乗客や運転手を守るためにも、国の補助金が現場に行き届くよう支援してほしい」と要望した。
熊野氏は「国民が安心して公共交通機関を利用できるよう、対策を後押ししていきたい」と述べた。