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医療確保へ万全尽くす
党大阪府本部がコロナ対策訴え
石川氏ら力説
新型コロナ対策に万全を尽くすと訴える石川府代表(中央)ら=29日 大阪・吹田市
公明党大阪府本部の石川博崇代表(参院議員)は29日、大阪府吹田市内の2カ所で街頭演説を行った。同府本部は2018年2月から月末の日曜日に、共通のテーマで一斉に街頭演説会を実施している。この日は「新型コロナウイルス対策」について各地で訴えた。
この中で石川府代表は、感染収束のカギを握るワクチン確保に向けた公明党の取り組みについて言及。供給に必要な財源に関して、公明党が政府に対し、今年度補正予算の予備費を積極的に活用するよう提案したことが後押しとなり、「政府と製薬会社との交渉が加速度的に進展した」と強調した。その上で、「今後も地方議員と連携しながら、国民が安心できるよう、ワクチン接種の体制づくりに万全を尽くす」と力説した。
さらに、感染者が再び増加し始めている状況を踏まえ、一部で逼迫する医療提供体制の維持・確保や、事業者に対する支援策などを第3次補正予算案に反映し、早期の実行をめざす考えを示した。このほか高槻市、豊中市など各市町村で公明議員がマイクを握り、「これからもPCR検査体制の拡充などを推進し、感染症対策に全力を尽くす」と述べた。