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2020年11月28日

【主張】クラスター多様化 リスク高い「5つの場面」警戒を

全国的に新型コロナの感染拡大が進んでいる。年末年始を前に、何としても感染拡大を抑え込まねばならない。

 政府の新型コロナ感染症対策分科会は25日、感染拡大が顕著な地域を対象に今後3週間、往来の自粛や酒類を提供する飲食店の営業時間短縮などに集中的に取り組むべきだと提言した。

 政府は札幌市と大阪市を目的地とする旅行を「Go To トラベル」の対象から一時的に除外。27日には、両市を出発する旅行についても自粛を呼び掛ける考えを示した。東京都や大阪府、北海道、愛知県は相次いで時短営業の要請を決定した。

 ただ、感染状況は今後も予断を許さない。公明党の山口那津男代表は「さらなる手だてが必要であれば、果敢に先手を打つ姿勢で取り組んでもらいたい」と強調している。今が正念場との危機感をもって政府は対応すべきである。

 国や自治体の対策と同時に重要なのが、自分自身や周りの命を守るための努力だ。

 とりわけ今の拡大局面においては、クラスター(感染者集団)が多様化していることを重く捉えたい。

 これまでのクラスターは、主に接待を伴う飲食店などで多く発生していたが、今は友人同士の会食、家庭や職場、多くの人が寝泊まりする合宿所などで発生している。

 このため政府の分科会は、感染リスクが高まる「5つの場面」として、▽飲酒を伴う懇親会など▽大人数や長時間に及ぶ飲食▽マスクなしでの会話▽狭い空間での共同生活▽仕事の休憩時間にオフィスから休憩室に移った時など居場所の切り替わり――を示している。

 このうち、飲酒を伴う懇親会は、気分が高揚し声も大きくなりがちで、飛沫が飛びやすい。マスクを着用せず近距離で会話をすることも感染させるリスクが高い。狭い空間での共同生活や仕事の休憩時などは、人との距離が近くなり警戒心が緩みやすくなる。

 飲酒については「少人数・短時間で」「なるべく普段一緒にいる人と」「深酒・はしご酒は控え酒量は適度に」などが重要だ。マスクの着用や丁寧な手洗い、こまめな部屋の換気といった感染防止の基本も怠ってはなるまい。

20171113-001086

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