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暮らしに役立つアプリ、手帳
各地の公明議員が推進
各地の公明議員が暮らしのさまざまな局面に思いを巡らせて推進し、実現したユニークなアプリや手帳の内容を紹介する。
妊活支援特設ページ
東京都
東京都はこのほど、妊娠・出産を希望する都民を応援するため、株式会社エムティーアイと連携協定を締結し、同社が運営する女性の体調管理アプリ「ルナルナ」の中に、「東京都妊活支援特設ページ」を開設した。
ルナルナは過去のデータを入力し、生理日予測や妊娠しやすい時期などを知ることができるサービス。スマホアプリは累計で1600万回以上、ダウンロードされている(11月時点)。
開設した特設ページには、都の妊活支援ポータルサイト「東京都妊活課」へのリンクをはじめ、都の不育・不妊に関する相談窓口、助成金の支援情報などが掲載されている。
都議会公明党(東村邦浩幹事長)は、妊娠・出産を希望するカップルへの支援に関して議会質問や知事への要望などを通じて、積極的に取り組んでいる。「東京都妊活課」についても、松葉多美子議員が情報をまとめたポータルサイトの立ち上げを議会で求め、今年1月に開設していた。
市税の支払い簡単に
栃木・小山市
栃木県小山市はこのほど、市税や固定資産税の納付を、スマートフォン(スマホ)の決済アプリ「PayPay」と「LINE Pay」でできるようにした。
アプリを起動し、納付書に記載されたコードを読み取ることで、支払うことができる。これにより、24時間、どこからでも支払えるようになった。
市の担当者は、「住民のサービス向上だけでなく、新型コロナ禍での接触機会を減らすことにもつながる。積極的に利用してほしい」と話している。
公明党の佐藤忠博市議は、2019年6月の定例会でキャッシュレス決済推進のため、スマホやタブレット端末のカメラ機能を活用した市税納付サービスの導入を求めていた。
ペットの避難に準備
愛知・西尾市
ペット防災手帳の感想を上村さん(左)から聞く大塚(中)、大河内博之両市議
愛知県西尾市はこのほど、災害に備えてペットのために準備しておくことなどをまとめた「ペット防災手帳」を作成し、市ホームページに掲載した。印刷して使用できる。
手帳は全8ページ。避難所への持ち出し品リストのほか、かかりつけの動物病院、ペットの種類などを記載する欄を設け、災害時の対応を「飼い主が責任を持って同行避難等の対応を」「犬は首輪にゆるみがないか確認し、リードを付け、猫等の小型ペットはゲージに入れて避難」と説明している。
犬と猫を飼っている上村大将さんは「大雨で避難勧告が出た時、どうやって避難すべきか困った。ペットの特徴が分かるように写真を貼る欄があり、迷子になったペットを捜すときに役立つ」と話していた。
公明党の大塚久美子市議は今年3月定例会で、ペットの同行避難の周知について質問し、ペット防災手帳の作成を求めていた。
多胎児の成長を記録
香川・さぬき市
香川県さぬき市はこのほど、双子の子どもの成長記録などを一冊にまとめることができる記録ノート「ふたご手帳」(A5判30ページ)を導入した。双子や三つ子などの多胎児を育てる妊産婦を支援する一環。公明党の鏡原光代市議が、今年6月の定例会で多胎児家庭への支援策を訴え、今回の実現に至った。
同手帳は、妊娠届の提出時に、多胎児の出産や育児に関するアドバイスなどがまとめられた副読本(A4判58ページ)と併せて窓口で交付される。
市健康福祉部国保・健康課の石原裕二課長は「多胎児の子育ては、一人の子育ての何倍も負担がかかる。今回の手帳の導入が、少しでもサポートにつながれば」と語っていた。