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2020年11月25日

コラム「北斗七星」

「未知の世界の探究というものは、私は人生最大の楽しみの一つだと思う」(『本田宗一郎からの手紙』、PHP研究所)。戦後、社会生活を大きく変えた自動車の普及◆そして今、新たな移動革命とも言われる“空飛ぶクルマ”の実用化へ開発が進む。世界で約200の企業・団体が知恵を絞る中、政府は今年、ルール整備に向け実務者会合を立ち上げた◆果たして大空を自由に移動できる時代が来るのか。明確な定義は現状ないが、動力は電動で自動(遠隔制御)。また垂直離着陸が、一つのイメージに。ヘリコプターと比較すると部品点数が少なく操縦士も必要ないため、整備費用や運航費用が安く抑えられるという◆暮らしの現場ではどうか。法制備が必要になるが、例えば都市部では莫大なインフラ投資をせずに渋滞の改善が見込まれる。災害時は既存インフラの復旧を待たずに人命救助や生活物資の支援が可能に。さらに離島や中山間地を快適に移動でき観光需要の創出も期待される◆普及を左右しかねない飛行コースや離着陸場などの行方が注目されるが、前書にこんな言葉も。「どんなに機械や技術が進んでも、最後の決め手になるのはホットな、温かい人間味」。大衆に視点を据えた、ものづくりの精神を伝える先人の思いは、当事者や次世代への指針となろう。(照)

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