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児童虐待、根絶へ総力
公明 各地でオレンジリボン街頭
公明党は20、21の両日、11月の児童虐待防止推進月間を啓発するオレンジリボン街頭演説会を各地で開催し、虐待の根絶を訴えた。
児童虐待根絶を訴える竹谷(中)、松葉(右)、鎌田氏=20日 東京・板橋区
【東京】公明党の竹谷とし子女性局長(参院議員)は20日、党東京都本部女性局(局長=松葉多美子都議)が板橋区内で開いた街頭演説会で、「悲惨な児童虐待から子どもたちを守るために全力を挙げる」と訴えた。松葉局長と来夏の都議選に初挑戦する鎌田悦子都女性局次長が参加した。
竹谷氏は、公明党の推進で昨年6月に成立した児童福祉法等改正法に、親による体罰禁止や児童相談所の体制強化などが明記されたことに言及。具体的な取り組みが進むよう、国会・地方議員が連携して力を尽くす決意を訴えた。
児童虐待防止へ決意を述べる平木氏(前列右から3人目)ら=21日 千葉・柏市
【千葉】公明党千葉県本部(代表=平木大作参院議員)は21日、千葉県柏市のJR柏駅東口で街頭演説会を開催。平木県代表のほか、角田秀穂県副代表(前衆院議員)、仲村秀明県青年局長(県議)、正田富美恵県女性局長(八千代市議)らが参加した。
平木県代表は、各地で児童虐待件数が増えている現状を踏まえ、「気がかりなことがあれば、迷わず全国共通ダイヤル『189(いち早く)』に相談を」と呼び掛けた。また、児童相談所の職員確保など相談体制を一層強化し、「子どもたちの明るい未来を守る」と決意を述べた。
児童虐待防止への決意を語る安江氏(中央右)ら=21日 名古屋市
【愛知】公明党愛知県本部女性局(局長=長谷川由美子名古屋市議)は21日、名古屋駅前で街頭演説会を開催。安江伸夫県副代表(参院議員)らがあいさつした。
安江氏は、全国の児童相談所で対応した虐待の件数が年々増加していることを指摘し、「いかなる理由があろうと虐待は許されない」と強調。公明党の推進により、親による体罰禁止、児童相談所の体制強化などが児童福祉法等改正法に明記されたことを述べ、「公明党のネットワークで児童虐待防止を推進する」と決意を語った。
子どもの命を守る施策に全力を尽くすと訴える熊野氏(最前列中央)ら=21日 奈良市
【奈良】公明党の熊野正士参院議員は21日、奈良市で党奈良県本部女性局(局長=森下みや子橿原市議)と青年局(同=亀甲義明県議)が合同で開催した街頭演説会に参加した。
熊野氏は今年4月から施行された児童福祉法等改正法に触れ、しつけと称した体罰の禁止や、児童相談所の体制強化などが盛り込まれたと説明。「公明党のネットワークで、虐待をなくすための取り組みを今後も進めていく」と訴えた。
森下、亀甲の両局長は、虐待を起こさせない社会づくりに全力を尽くす決意を述べた。