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2020年11月21日

コラム「北斗七星」

日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人を乗せた米国の民間企業スペースX社の宇宙船「クルードラゴン」1号機が日本時間17日、国際宇宙ステーション(ISS)に無事ドッキングした。ISSに約半年間滞在し、科学実験などを行う◆同社はロケットの再利用などによって大幅にコストを削減。民間の宇宙船としては初の本格運用で、米国とISSを往復する。一般人の搭乗も計画している◆NASA(米航空宇宙局)のスペースシャトルの運用初期だった35年前、国産ロケット開発に尽力した大林辰蔵・文部省宇宙科学研究所教授(当時)から「シャトルは今は“見る物”だが、必ず皆が“乗る物”になる」と聞かされた。その“夢”が現実となってきた◆野口さんらは新型コロナ禍に打ち勝つという意味を込め、今回の1号機を「レジリエンス」(困難から立ち直る力)と名付けたが、感染症や気候変動、核の管理など人類に深刻な影響を与える問題に、解決への道筋を見いだすのは政治の責務であろう◆宇宙に出た人は、美しい地球を見て、かけがえのない尊さを感じるという。ならば、一般人の宇宙旅行では、各国の政治指導者に搭乗してもらい、地上のしがらみを離れて、「レジリエンス」には何が必要か、宇宙で真剣に話し合ってもらう――そんな“夢”があってもいい。(光)

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