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2020年11月14日

延長11キロ クリーン大作戦

200人超が川の清掃に汗 
福岡・古賀市

福岡県古賀市でこのほど、「川の一斉クリーン大作戦」と題して、市内を流れる大根川、花鶴川、青柳川を清掃する行事が実施された。複数のボランティア団体と企業などで構成される「大根川クリーンネット」(渋田敏勝会長)が主催。当日は、市内の公明党員らでつくるボランティアグループ「レインボーKOGA」(野中康憲代表)、井之上豊、平木尚子の両公明議員も参加した。

起点は党員数人のごみ拾い

地域住民と共に清掃活動に汗を流す党員ら

土曜の朝9時半、200人を超える市民が続々と集まり、総延長11キロの三つの流域で一斉に清掃が始まった。参加者は、企業やNPO法人、地域コミュニティーの団体、近隣住民などさまざま。地元中学校の運動部からは生徒65人が参加し、汗を流した。清掃は昼前まで行われ、空き缶やたばこの吸い殻、プラスチックごみなどが大量に集まった。

清掃活動の始まりは2003年。党員の大坪茂樹さん(77)が「川の土手が汚い。何かできないか」と、党員数人でごみ拾いを開始した。大坪さんはその後、党員らでレインボーKOGAを結成し、本格的な川の美化活動をスタートさせた。加えて、12年には大根川クリーンネットを立ち上げ、行政や他の団体と連携して環境保全に取り組んできた。

総延長11キロの三つの流域でごみを回収

かつて党員数人で始めた地道な運動は、今では250人近い市民が集まる大規模な清掃行事に発展。清掃を通じ、家族連れや地元中学生が自然を守る大切さを学べることから、子どもたちへの環境教育の場にもなっている。

約17年間、党員仲間と清掃を続けてきた大坪さんは、「長年継続して良かった。今後も地域で協力して、美しい自然を守っていきたい」と笑顔で語っていた。

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