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2020年11月16日

コラム「北斗七星」

秋が深まり、木々の葉が一気に色づき始めた。「秋山明浄にして粧うが如く」。北宋の画家・郭熙は、紅葉に彩られた山を人が美しく飾る様に例えた。日本の富士山も頂の雪化粧とともに、麓を赤に染め上げ、見頃を迎えている◆紅葉シーズンなのに観光名所には、今年は外国人の姿が少ない。コロナによって人の移動と経済活動が制限されているからだ。一方、経済の停滞は世界の自然環境には好影響も。大気汚染が進むインド北部では今春、空気が澄み、数十年ぶりにヒマラヤが見えたという◆地球の大気中の二酸化炭素(CO2)も減少し、国連は「前年比4~7%減となる見通し」とした。ただし、CO2排出量は経済活動の再開で「急速に戻っている」(グテレス事務総長)と◆幸いにも大国が動き出す見通しも。先の米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン氏は、パリ協定復帰を宣言した。中国は2060年までに「CO2実質ゼロ」をめざす◆日本では公明党の主張を反映し、菅首相が50年までにCO2などの温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると表明。脱炭素化と経済成長を両立する「グリーン社会」実現に取り組む。環境対策は重要な課題。来年もヒマラヤは見えているだろうか。この先も紅葉を楽しみ続けられるだろうか。未来に問いたい。(鶯)

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