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2020年11月14日

コラム「北斗七星」

先日、訃報に接した英国俳優、ショーン・コネリーさんの代表作といえばスパイ映画の「007」シリーズ。子どものころ、007ことジェームズ・ボンドが駆使する“秘密兵器”に心を躍らせたものだ◆スパイが所属する組織は映画やテレビには度々登場するが、その実像が表に出ることはめったにない。しかし、その一つである米国のCIA(中央情報局)が2014年、長らく機密扱いとしてきた文書を公開。米ソ冷戦のさなか、「文学」の力で人々の意識と世界を変える作戦を画策していたことを明かした◆「CIAが文学を?」と首をかしげた。だが、同文書を基に書かれた『あの本は読まれているか』(東京創元社)には、出版禁止となっていたソ連作家の小説『ドクトル・ジバゴ』をソ連国民に読ませ、体制批判の芽を育てようと企てた女性スパイの苦闘や、その後の社会変化が描かれている◆公明党が結党されたのも冷戦真っただ中。誰も本気にしない「大衆福祉」をスローガンに対話の力で社会変革をめざした。「総点検運動」などの“武器”を繰り出し、「福祉なんて政治のすることではない」と冷笑する既存勢力と闘い続けた◆ボンドのような派手な格闘シーンはない。だが、公明議員のたゆまぬ努力によって、日本の政治が大きく変化したことは歴史が証明している。(朗)

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