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文化芸術支援 予算増を
動画制作・配信補助など
公明に団体
文化芸術関連団体(右側)から要請を受ける党振興会議=10日 衆院第2議員会館
公明党文化芸術振興会議(議長=浮島智子衆院議員)などは10日、衆院第2議員会館で、緊急事態舞台芸術ネットワークの野田秀樹代表世話人などから、コロナ禍で苦境にある文化芸術活動を支援する事業の予算積み増しなどを求める要請を受けた。
野田氏らは文化芸術について、9月19日に政府のイベント制限が緩和されたものの「回復は全く道半ばだ」と指摘。照明や音響などイベントスタッフの会社の状況も「極めて厳しい」と訴えた。
その上で、公演動画の制作・配信などの費用を補助する経済産業省の事業「J―LODlive」の予算積み増しや、来年1月末までとなっている「Go To イベント」事業の延長、関係者のPCR検査費の補助などを要望した。
浮島議長は「コロナ禍において文化芸術をしっかり守るという覚悟で臨む」と述べ、関係省庁と連携する考えを示した。
これに先立ち議員らは、森ビル株式会社などからも要望を受けた。