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2020年11月2日

コラム「北斗七星」

大相撲11月場所の初日(8日)が近づき、番付表も10月26日に発表された。あの、力士のしこ名が大小ぎっしり毛筆の相撲字で書かれた「番付」の原本は、縦110センチ×横80センチほど。その「書き手」は行司だ◆番付書きを2007年まで、助手として15年間、書き手になって7年半務めた木村庄之助(36代)が、その様子を自著『大相撲 行司さんのちょっといい話』に記している◆ケント紙に幕内、十両、幕下などの枠を鉛筆で引き、そこに一人一人の名前を下書きなしの一発勝負で書く。その数は、行司や呼び出し、親方衆、審判員なども含め1000名近くに及び、1日7~10時間の緊張した作業が10日間続くという◆行司は、「1に勘、2に敏速、3に気力」が大切とされる土俵での裁きはもちろん、本場所中は毎日、審判部と力士の取組を協議し、土俵入りのアナウンスも担う。番付書きのほか地方巡業や引退相撲での事務作業などもこなす。力士だけでなく、そんな行司にも声援を送りたい◆さて、九州での開催が63年前から続いた11月場所が、今年は感染リスクを避けて東京・両国国技館に。集客は先場所の倍で5000人になるが、まだ通常の半数に満たない。文字がぎっしり詰まった番付には、「満員御礼」にとの願いが込められている。コロナ前のにぎわいが戻る日が待ち遠しい。(三)

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