明年の政治決戦勝利へ結束して臨むことを確認した中央幹事会＝4日　党本部

公明党は4日午前、東京都新宿区の党本部で中央幹事会を開き、9月30日の党全国大会を経て発足した新体制が本格始動した。

中央幹事会の冒頭、山口那津男代表は、新体制の本格始動に当たって、「団結して自公連立政権を支え、来年の統一地方選、参院選の勝利に向けた新たな出発をしたい。団結こそ公明党の勝利の鉄則だ。皆で結束して、これからの闘いに頑張っていこう」と強調した。

今月下旬に予定されている臨時国会に向けては、「衆参の委員会対応を含めて、あらゆる人事を確定していきたい」と述べ、準備に万全を期す考えを示した。

一方、中央幹事会の中で山口代表は、公明党が実現を強く求めてきた消費税の軽減税率について、党大会に来賓として出席した安倍晋三首相が来年10月の消費税率10％への引き上げ時に実施する方針を改めて示したことに触れ、「どのように実施していくかという実務的な議論を進めていきたい」と述べた。