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2020年10月27日

コラム「北斗七星」

都市部を中心に新型コロナウイルスの感染拡大が続く。その大きな要因であるクラスター(感染者集団)の発生について国立感染症研究所がまとめた、いわゆる「昼カラ」での事例に関する調査報告書を興味深く読んだ◆今年4月から6月にかけ、北海道札幌、小樽の両市で日中にカラオケを楽しめる店を利用した高齢者によるクラスターが相次いだ。分析によれば、感染者の79%が店内でマスクを着けず、感染しなかった人に比べて1時間ほど長く滞在したことなどが分かった◆調査結果は、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会による提言にも反映。大人数や長時間に及ぶ飲食、マスクなしでの会話など、感染リスクが高まる「五つの場面」を示し、それを避けて会食を楽しむよう求めている◆道内の現状について札幌医科大学付属病院長の土橋和文氏は、医療提供体制の拡充や重症化率の低下などを踏まえ、「過剰に恐れる必要はない」と強調。感染予防と社会・経済活動との両立へ向け、「これまでは制約が多く、“できない中での生活”を強いられた。これからは“できる中での辛抱”を」と話す◆“未知のウイルス”に対する医学的知見は着実に積み重ねられている。“正しく恐れる”ための情報をさらに分かりやすく、具体的に発信する。それが安心につながる。(武)

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