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2020年10月26日

コラム「北斗七星」

有史以前から人類を脅かし続けた感染症。なかでも死に至る疫病と言われた天然痘は飛沫を介して発症すると高熱と激しい痛み、小豆大の水疱が全身に及んだ。たとえ、一命を取り止めても顔などに残る痘痕に苦しめられた◆わが国では8世紀半ば、奈良の平城京などでまん延し社会的大混乱に陥る。その後も各地で流行が繰り返されてきた◆きょう26日は、世界保健機関(WHO)が1979年の同日、ケニア・ナイロビで「天然痘ゼロ宣言」を出した歴史的記念日。そして翌80年5月の根絶宣言に至る。国際保健協力を推進する過程で、根絶チームのメンバーを務めた日本人医師、蟻田功氏らの尽力が改めて注目される◆まず世界で製造されたワクチンの品質について合格率が約30%との実態を浮き彫りにしたこと。また全住民接種から、発生した村を探し出し「ピンポイントで接種する方法に切り替えた」(『人類と病』、詫摩佳代著)ことなどが寄与したという◆新型コロナワクチンを幅広く供給する国際枠組み「COVAXファシリティー」への参加に当たり、政府は先ごろ公明党の説得を受け、いち早く表明。その動向から参加国が相次ぎ大きな流れに。感染拡大を世界規模で防ぐため、低所得国へのワクチン支援をはじめ、公平な配分や円滑な接種など切に望みたい。(照)

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