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2020年10月24日

コラム「北斗七星」

昨年のプロ野球ドラフト会議(新人選手選択会議)で、全体の最後、74番目での指名選手が1軍デビューを果たした。7月の公式戦。埼玉西武ライオンズの岸潤一郎外野手である。高校時代の甲子園出場後、大学では右肘を手術し、一時、野球からも離れたが見事に再起。不屈の闘志ではい上がった姿に感動した◆今年のドラフトは、明後26日に開かれる。米国の制度を参考に、歴史を紡いで半世紀余り。選手による希望球団への逆指名や自由獲得枠の導入、撤廃などを経て2008年、現制度に◆今回、1巡目指名で剛腕の左投手や即戦力の呼び声高い外野手らが競合しそうだ。とはいえ厳しい勝負の世界。上位指名で入団した選手が期待通りに活躍できないケースもある。一方、指名時の順位が低くとも鍛錬を重ね、球史に名を残した選手は数知れない◆米球界で“安打製造機”として躍動したイチロー元選手、青木宣親選手(東京ヤクルト)は、ともに4位指名。岸選手と同じ最下位指名から通算2000本安打の金字塔を打ち立てたのは千葉ロッテの福浦和也元選手。引退スピーチでは「幸せな野球人生」と結んだ◆球界にとって特別な一日。コロナ禍での開催だが、結果はどうあれ、「未完の大器」が新たな人生のスタートを切る。“目を覚ます”その日まで努力を重ねてほしい。(刀)

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