製造した肥料を袋詰めする工程を視察する河野氏（右端）と池田町議（左隣）＝9日　大分・日出町

公明党の河野義博参院議員は9日、大分県日出町にある肥料メーカー「片倉コープアグリ株式会社」の九州支店・日出工場を訪れ、生産工程を視察するとともに、肥料業界の動向などについて小畑徹男支店長らと意見交換した。これには池田淳子町議が同行した。

小畑支店長は近年、高齢化や後継者不足による農業の衰退が顕著である点を指摘。耕作面積の減少による肥料メーカーへの影響について「厳しい状況にある」と話した。また今年は、コロナ禍で九州の農業は、特に茶などの生産、販売に影を落としているため、一層懸念を強めているという。

河野氏は「いただいた声を政策に反映していく」と語った。