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新任党幹部に聞く 佐藤茂樹・選挙対策委員長
統一選、参院選必勝期す
現場第一、対話に徹し抜く
――新任の抱負を。
佐藤茂樹選挙対策委員長 はじめに、国政や地方の各選挙で献身的なご支援をいただいている党員、支持者の皆さまに、心から感謝と御礼を申し上げます。
来年は統一地方選、参院選が同じ年に行われる12年に1度の「亥年の選挙」の年です。二大政治決戦を前に、選挙の実務を担う選対委員長の大任を拝し、その重責に身が引き締まる思いです。
楽をして勝てる選挙などありません。議員がどれだけの人と会い、膝詰めの対話に徹しているかが大事です。どこまでも大衆の中に飛び込み、現場第一主義に徹し抜き、党勢拡大にまい進してまいります。
――統一地方選では公明議員の多くが改選を迎えます。
佐藤 道府県、政令市議選では8割以上、東京特別区や一般市、町村議選では約半数が改選されます。党のネットワークの要である地方議員の皆さんが全員当選を勝ち取れるよう闘い抜きます。
また、来年3月から都道府県や市、特別区の議員選挙運動用のビラ配布が解禁されます。実績や政策など訴える内容がより問われることになりますが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の活用も含め、全議員が発信力を強化できるよう取り組んでまいります。
――その後には参院選が控えています。
佐藤 埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7選挙区の全員当選と比例区も合わせた大勝利を何としても勝ち取るため、必死で闘い抜きます。
結党55年の節目を二大政治決戦の勝利で飾るためにも、まずは、その前哨戦となる12月の茨城県議選をはじめ、各地の統一外地方選に勝利し、弾みをつけてまいります。
【略歴】党政務調査会長代理などを歴任。同大阪府本部代表。元厚生労働副大臣。衆院当選9回。京都大学卒。59歳。