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予防接種で子ども守る
厚労相に推進を要請
団体と古屋氏
田村厚労相(左端)に予防接種の推進を求める団体の代表者と古屋氏(左から2人目)ら=8日 厚労省
NPO法人「VPDを知って、子どもを守ろうの会」(菅谷明則理事長)など10団体と医師らは8日、公明党の古屋範子副代表と共に厚生労働省に田村憲久厚労相を訪ね、ワクチンで防げる病気(VPD)から子どもの命と健康を守るための予防接種を推進するよう求める要望を行った。山本博司厚労副大臣(公明党)が同席した。
要望書では、コロナ禍で病院の受診控えにより「小児のワクチン接種率が低下する事態となった」と指摘。特に「年長児で予防接種率が低下しており、集団免疫の破綻を来す恐れがある」とし、おたふくかぜなどの予防接種の推進を求めた。
田村厚労相は、「ワクチンの有用性は証明されており、接種が進むよう取り組む」と応じた。