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継続と安定を重視
山口代表「補正」で災害対応万全に
公明党の山口那津男代表は2日夜、第4次安倍改造内閣の発足を受け、国会内で記者団に対し、大要次のような見解を述べた。
一、「平成」の先の時代に向けて新しい国造りをめざす布陣になった。これまで自公連立政権として進めてきた経済、外交政策の柱を担う閣僚を再任し、継続性と安定性をめざしていると言える。初入閣の12人も、それぞれの経験や能力を存分に発揮してもらいたいと期待している。経験豊かな重要閣僚と新しい人材の能力がかみ合うよう、与党としてしっかり支えていきたい。
一、(今後の政策課題について)大きな政策課題は防災・減災対策だ。特に、度重なった災害からの復旧に向けた今年度補正予算を含む緊急的な対応と、先々の災害への備えを、連立政権として、しっかりやっていかなければならない。
一、国難とも言うべき少子高齢化・人口減少に備え、消費税率引き上げによる税収を生かした教育費の負担軽減も連立政権として確実に実行していくべきだ。外交課題でも、貿易問題への対応や近隣国との関係発展に向け、与党がバックアップし、内閣を支えたい。