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2018年10月3日

第4次 安倍改造内閣が発足

防災、社会保障 充実へ 
自公党首 連立与党の結束を確認

内閣改造に先立ち、自公党首会談に臨む山口代表(左から2人目)と安倍首相(右隣)ら=2日 首相官邸

第4次安倍改造内閣は2日夕、皇居での認証式を経て発足した。組閣後の記者会見で安倍晋三首相は、今回の内閣改造について、「実務型の人材を結集した。あすの時代を切り開くための全員野球内閣だ」と強調。人事の狙いに関しては、「新しい国造りへ力強いスタートを切るためだ」と語った。組閣に先立ち、安倍首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は、首相官邸で会談し、連立政権として自公両党が結束していくことを確認。この中で山口代表は、「各閣僚それぞれの持ち味が生かされて最大限の力が発揮できるよう与党として内閣を支えていきたい」と述べた。会談には自民・二階俊博、公明・斉藤鉄夫の両党幹事長が同席した。

石井国交相は留任

第4次安倍改造内閣の顔触れ

首相は内閣改造で、政権の骨格を維持。首相が政権の「土台」と位置付ける麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官ら6人が留任した。菅官房長官は拉致問題担当相を兼務し、茂木敏充経済再生担当相は全世代型社会保障改革を担当する。公明党からは石井啓一氏が国土交通相として留任した。

初入閣は12人で安倍政権で最多となった。副大臣・政務官人事は4日に行う。

首相は会見の冒頭、今年の西日本豪雨被害や北海道胆振東部地震などを踏まえ、「新しい体制で一丸となって復旧・復興をさらに加速させる」と力説。秋に予定されている臨時国会に向け、ブロック塀の安全対策や小・中学校へのエアコン設置を盛り込んだ今年度補正予算案の編成を急ぐ考えを示し、「防災・減災、国土強靱化の緊急対策を講じていく」と語った。首相は改造内閣発足後の初閣議で、今年度補正予算案の編成を指示した。

また、会見で首相は内閣が取り組む重要政治課題として、少子高齢化を挙げ、「真正面から立ち向かい、全ての世代が安心できる社会保障制度へと改革を進めていく」と述べ、高齢者から子どもまで安心できる制度改革を3年間で実行すると表明した。

さらに、来年10月から実施する幼児教育無償化、2020年4月から始まる返済が不要な給付型奨学金の拡充などに触れ、「未来を担う子どもたち、子育て世代に大胆に投資していく」と語った。

一方、北朝鮮問題の対応に関して首相は、「安倍内閣の総力を結集して最も重要な課題である拉致問題の早期解決を成し遂げる決意だ」と強調。北朝鮮の非核化に向けた、こう着状況を打開するため、「次は私自身が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と向き合う」と述べた。

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