ニュース
乳がん検診、忘れずに
竹谷氏らピンクリボン街頭で訴え
党都本部女性局
乳がん対策の充実を訴える竹谷局長(右から2人目)と高木副委員長(左隣)ら=1日 東京・江戸川区
乳がん撲滅へ早期の発見・治療を啓発する10月の「ピンクリボン月間」に合わせ、公明党東京都本部女性局(局長=松葉多美子都議)は1日、東京都江戸川区の船堀駅前で街頭演説会を開いた。党女性委員会の竹谷とし子女性局長(参院議員)、高木美智代副委員長(衆院議員)、松葉都議、竹平智春区議が参加した。
竹谷局長は、国立がん研究センターの統計に触れながら、日本人女性の9人に1人が乳がんにかかるとされていると強調。早期の発見や治療によって完治する可能性が高いことから、公明党が無料検診クーポン券の発行や個別の受診勧奨・再勧奨(コール・リコール)を積極的に進め、「2割程度だった受診率が4割強まで上昇した」と報告した。
学校の授業などで専門家やがん経験者を外部講師として招く「がん教育」を党がリードしていることも紹介。医療機関や医師を所管する厚生労働省、学校を所管する文部科学省の連携強化を促したことにより、「“縦割りの壁”が破られ、現場で充実した、がん教育が進めやすくなった」と力説した。
高木氏は、新型コロナウイルス禍で検診を控える人がいることも踏まえ、検診を忘れずに受ける重要性を改めて強調。党としてワクチン・治療薬の確保の取り組みに全力を挙げていくと訴えた。