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ブロック塀撤去 補助金を拡充
軽量フェンス設置も対象に
千葉・流山市
ブロック塀撤去に関する補助金制度の拡充について市から話を聞く市議会公明党(奥側4人)
千葉県流山市はこのほど、小学校通学路沿いにある老朽化したブロック塀の撤去にかかる費用の補助制度を拡充した。また、撤去した塀の代わりに軽量フェンスを設置する際の費用も対象に加えた。
これまでは通学路沿いのブロック塀を全て撤去する場合の費用を対象とし、補助率は2分の1までとなっていた。今回の拡充により、補助率を3分の2まで引き上げた。さらに、塀を低くするなど部分的な撤去にかかる費用についても、2分の1まで補助するようにした。上限は全て撤去する場合に最大20万円、部分的に撤去する場合に最大15万円としている。
ブロック塀の撤去費に関する補助金については、市議会公明党(野村誠幹事長)が今年3月議会の予算審査特別委員会で取り上げるなど、制度拡充を強く求めていた。