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地域共生社会の拠点に
高知市の救護施設を視察
山本副大臣
救護施設「誠和園」を視察する山本氏(左から2人目)と高木市議(左端)=22日 高知市
山本博司厚生労働副大臣(公明党)は22日、高知市内で、保護施設通所事業所の救護施設「誠和園」(武内晋策所長)を訪れ、施設の運営課題などについて要望を受けた。高木妙・高知市議が同席した。
1938年に開設した同園は、南海トラフ津波対策に伴って施設を移転するとともに昨年度、民設民営方式に移行。現在72人が入所している。施設側は、認知症の人が増えている現状を説明するとともに、行政との連携改善、民間施設給与等改善費の弾力的な運用などを要望した。
山本氏は「生活保護法に基づく最後のセーフティーネットであり、地域共生社会への取り組みを進める拠点になる。課題を持ち帰って協議したい」と答えた。