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サトウキビ中心に被害
台風10号禍の沖縄・北大東島
金城局次長らが調査
宮城村長(左)と被害状況を視察する(右から)上原、金城の両氏=18日 沖縄・北大東村
公明党の金城泰邦市民活動局次長と上原章・党沖縄県本部幹事長(県議)は18日、今月5日に台風10号が直撃した同県の北大東島(北大東村)を訪問し、サトウキビを中心に発生した被害状況を調査した。
金城氏らは、宮城光正村長の案内で島内東部から南部地域を視察し、強風で倒れたサトウキビを見て回った。宮城村長は島内が台風10号の暴風域と強風域に計35時間入っていたことに言及し、「(サトウキビの)被害額は1億円に上るとみられ、塩害も広がっている。今年は豊作を期待していたのに残念だ」と語った。
宮城村長は今後の台風発生に備えた対策や、農家支援の重要性を指摘した。金城氏と上原県議は「対策に全力を尽くす」と応じていた。金城氏らは、19日に南大東島(南大東村)を訪問し、同様の調査を行う。