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2020年9月17日

公園を核にしたまちづくり

SDGsの「未来都市」と「自治体モデル事業」に選定 
企業、住民との連携に評価 
池袋周辺 電気バスなど環境へ配慮 
東京・豊島区

東京都豊島区は先ごろ、2020年度の「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」に内閣府から選定された。同一自治体が両部門で選ばれたのは都内では初。公園を核に、地元企業と住民との連携を強めつつ、持続可能なまちづくりを進める豊島区の構想は、都市部におけるSDGs推進のモデルとして、他地域から注目を集めている。

7月にオープンした「としまみどりの防災公園」

豊島区は「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」の20年度選考の応募に当たり、“公園を核にしたまちづくり”を前面に押し出した提案書を提出。区が積極的に展開している都市部での企業、地域住民との連携、環境への配慮の点で評価された。

特に、池袋駅周辺にある「南池袋公園」「中池袋公園」「池袋西口公園」「としまみどりの防災公園」の4公園は、にぎわいや人の流れを他地域に波及させ、地域活性化につなげる拠点として位置付けている。これらの公園内には、カフェや商店を設置(としまみどりの防災公園内は年内開業予定)。南池袋公園では、出店した企業が売り上げの一部を各公園の維持管理費に充てることで、区の財政負担を軽減した。

また、区と地元企業、地域住民らが公園をどのように活用するかを協議し、公園の利用ルールを作成。利用しやすい公園づくりに努めている。

池袋周辺の回遊性を高めるため、19年に運行開始した電気バス「IKEBUS(イケバス)」は、地球温暖化対策のため、二酸化炭素(CO2)が含まれる排ガスを出さずに4公園や文化施設、区役所を結ぶ。また区は、シルバー人材センターと連携し、地域の清掃活動にも力を入れている。

区は選定を受け、10月から見直しの検討が始まる区基本計画の中にSDGsの理念を盛り込む。また、全庁を挙げた推進体制を構築するため、区の全職員がSDGsの理念を学び業務に生かせるよう、研修会を継続的に開催する。

岡本氏 職員向け研修会で講演

中池袋公園を視察する岡本氏(右から4人目)ら

それに先駆けて、先月に初開催した職員向け研修会では、元外務大臣政務官で、SDGsに精通する公明党の岡本三成衆院議員と、内閣府地方創生推進事務局の北廣雅之参事官が講演した。

北廣氏は「豊島区の取り組みは、持続可能なまちづくりとして他都市のモデルとなり得るものだ。ぜひ、構想実現に向け行動してほしい」と述べた。また、岡本氏は「一人も取り残さないというSDGsの理念は公明党の『大衆とともに』という精神と通じている。党として区の発展を後押ししていく」と語った。

公明党区議団(根岸光洋幹事長)はこれまで、SDGsを区の政策の中心に据えるよう、議会質問や予算要望などを通じて一貫して訴えてきた。

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