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専用病院へ準備進む
東海大付属病院を視察
都議会公明党
患者への対応に関して説明を聞く都議会公明党(右側5人)=15日 東京・渋谷区
東京都議会公明党の高倉良生政務調査会長、上野和彦、伊藤興一、松葉多美子、細田勇の各議員は15日、新型コロナウイルスの感染者のみが入院できる専用病院として準備を進めている東海大学医学部付属東京病院(渋谷区)を訪れ、西﨑泰弘病院長ら関係者と意見を交わした。
この病院ではこれまで、軽症から中等症まで外国人6人を含む31人の患者を受け入れてきたほか、1000人以上のPCR検査を実施してきた。
8月に専用病院としての運用が決まり、準備が整っている20床に加え、現在、新たに40床を整備しており、今月23日から最大60人の患者の受け入れが可能になる予定。
一行は、患者が入院しているフロアや、整備中のフロアを確認。その後の意見交換で病院側は、財政支援の拡充を強く要望するとともに、「医療従事者の家族への偏見をなくしてほしい。そのストレスが大きい」と訴えた。
視察後、高倉政調会長は、病院の取り組みに感謝の意を示しながら、「病院の経営を支えるため、専用病院になる民間病院に対して、特段の財政支援ができるよう取り組んでいきたい」と話していた。