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2020年9月15日

新型コロナ そこが知りたい!

マイクロ飛沫感染 
「3密」「大声」で起きやすく 
ウイルス含む微細粒子 換気不十分だと漂う

新型コロナウイルスの主な感染経路

新型コロナウイルスの主な感染経路については、せきやくしゃみ、会話などで出る、しぶきを吸い込む「飛沫感染」や、ウイルスに触れた手を介した「接触感染」が指摘されてきましたが、最近になって、いわゆる「マイクロ飛沫感染」が重要と世界的にも認識されるようになってきました。

飛沫の場合、粒子が大きく、すぐに落下するため、直接、浴びない身体的距離(約2メートル)を取れば、感染が予防できるとされています。一方、対策を国に助言する専門家組織「アドバイザリーボード」や厚生労働省によると、マイクロ飛沫も、せきやくしゃみ、会話などの際に飛ぶものですが、粒子が5マイクロメートル(1000分の5ミリ)未満と、一般的な飛沫よりも細かく、密室などで、しばらく空気中を漂います。このため、少し離れた距離にいても、吸い込んで感染してしまう可能性があります。

マイクロ飛沫は、換気が良いところでは漂いにくく、逆に「3密」(密閉、密集、密接)や「大声」を出す環境下で漂いやすいとされ、ライブハウスでの感染拡大の要因とみられています。3密回避や適度な換気が大切です。

一方、アドバイザリーボードは、結核菌や麻疹ウイルスで認められている「空気感染」について、水分が蒸発して、より小さくなった飛沫核が空調などを通じて空気中を長時間漂い、長い距離でも感染が起こり得るものであり、マイクロ飛沫感染とは「異なる概念であることに留意が必要」としています。

政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長は7月31日の記者会見で、「空気感染は起きていないと考えられる」と強調。屋外を歩いたり、感染対策を取っている店舗での買い物や食事、十分に換気されている電車での通勤・通学などでマイクロ飛沫感染が起きる可能性は「低い、限定的だ」としています。

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