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2020年9月15日

コラム「北斗七星」

米ボストン市が、85歳になった世界的指揮者の小澤征爾さんの誕生日である9月1日を「セイジ・オザワ・デー(小澤征爾の日)」に制定した。小澤さんが約30年間、ボストン交響楽団で音楽監督を務めた功績を称えたものだ◆小澤さんは、世界最高のオーケストラといわれるベルリンフィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者で、“楽壇の帝王”と呼ばれたカラヤンの弟子である。「カラヤン生誕100年祭」では、師が得意だったチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を指揮し、絶賛された◆かつて見たドキュメント番組で印象的なシーンがあった。オペラのリハーサルに臨んだカラヤンは、楽器の演奏者たちに「歌をよく聴いて!」と。ある曲で足並みのそろわない楽団にも、「フルートの響きをまず聴くように」と指導していた◆自分で演奏しない指揮者は、音楽を“創る”者ではなく、“再構築する”者である。カラヤンが「よい演奏は心の触れ合いから生まれます」と語るように、演奏者が互いによく聴き合って、見事なハーモニーを生み出すように導くのが、指揮者の役目なのだろう◆今、国政が大きな節目を迎えようとしているが、政治の原点は“国民の声”を聴くこと。公明党は「小さな声を聴く」という不変の姿勢を貫きながら新たな挑戦を開始したい。(祐)

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