ニュース
感染恐れ誘客できず
静岡・富士市の「道の駅」運営企業
大口氏が影響聴く
大村総業で等々力社長(右から2人目)らから話を聴く大口氏(左から5人目)=12日 静岡・富士市
公明党静岡県本部の大口善徳代表(衆院議員)は12日、同県富士市の「富士川まちづくり株式会社」(伊藤高義代表取締役社長)と「株式会社大村総業」(等々力けい子代表取締役社長)を訪れ、コロナ禍の影響などを聴いた。県議、市議が同行した。
富士川まちづくり株式会社は道の駅「富士川楽座」などを運営する。伊藤社長は、来館者数と売り上げについて「復調傾向にあるが、それぞれ前年比の6割ほどにとどまっている。(感染拡大の恐れから)誘客の仕掛けをできないのがもどかしい」と強調。政府の情報発信の見直しや経済対策の実施を求めた。
大村総業では、等々力社長らと懇談。コロナ禍を受けて同社が開発した強化段ボール製のPCR検査用ブースなどを見学した。
視察を終えた大口氏は「関係機関に現場の声をしっかりと届ける」と語った。